完全に未経験で鉄工所に入社して最初の方につまづきがちなことがあります。
それは・・・いきなり図面を見せられることです。
熟練加工者「これは簡単な図面やけどなぁ 見たらわかると思うけど、なんちゃらかんちゃら・・・」
新米加工者(なんすかこの絵と文字入りの紙・・・)
これよくあるパターンで、製造業にたずさわる期間が長くなると、一般の人も簡単な図面が理解できると思いがちになります。
なので製造業未経験の新入社員もその餌食になります(笑)
わからないときはハッキリと「その紙の内容、まったくわかりません(キリッ)」と答えましょう
さて、本題に入りましょう
図面とは設計者が求めるカタチ(形状と精度)を2次元(平面上)に表したものです。
製作するモノは立体なのに、加工者は平面図でその形状を理解しないといけない世界です。
ここが工作機械を使って加工する上で非常に高い壁になります。
どんなに指先が器用でも、図面が読めないと部品は作れません。
と、いうことで「三面図」です。
習うより慣れろ的な感覚でとっかかってみましょう。
個人的には
投影図を三面図にする作業をすると感覚がつかみやすい・・・わかりにくい(笑)
わかりやすく説明すると、
視覚的に三次元的な二次元形状を三面図に分解していく・・・もっとわかりにくい(笑)
文章で説明できないので実践でいきましょう!!!
三面図(図面)と投影図(立体っぽい絵)の関係はコレ
図、説明図
↑をふまえてこの図↓を三面図に書き直してみましょう。
図、投影図①
これはこうなりますよね
図、三面図①
すぐわかった方、なかなか雰囲気がつかめない方