NV5000に搭載されているワーク測定用のタッチセンサ
レニショー「MP10」
MP10(70)プローブの先端をぶつけてしまいました。
測定子(プローブ)を折損することはよくあります(笑)
タッチセンサ本体にダメージがなくプローブのみの折損であれば、プローブ代(約2万円)と先端の振れ調整で済みます。
またこのプローブ交換と振れ調整の記事は別の機械にこのブログにのせようと思います。
今回はプローブ交換のみでは済みませんでした(´;ω;`)
先に結論を申し上げます。
修理費、約27万円でした(苦笑)
しかし、今回のクラッシュはオペレータの故意ではない事故として認定していただき
なんとか保険で済みました(;’∀’)
動産保険に入っててよかったぁ。動産保険についても機会があればまたお話しします。
今回のクラッシュの経緯
長いワーク(大きいワーク)を加工中の測定にタッチセンサーを呼び出したのですが、Z方向の移動時に早送りでワークにぶつけたようです。
タッチセンサ本体が食い込むまでは進んでいないのですが、プローブのセラミックスの部分(白色)以上に進んで金属の部分がへしゃげるまで動いてしまったようです。
事故後の経過を時系列で説明します。
事後直後、写真撮影
すぐに保険屋さんに連絡
すぐに代理店さんに連絡
事故の報告書テンプレートをメール送信してもらい、即記入、
タッチセンタの純正箱に本体と報告書を記入してレニショーに直接発送
1週間程度で状態の報告書と修理見積が届く
今回は最新型の「OMP60」というものに代替修理となりました。
既存のセンサーが取り付けられていたBT40ホルダに新品のOMP60が取り付けられた状態で送られました。シャンク型式(BT40-REN-MP10-1)
事故発生直後から最短で動いて一カ月程度で返送されてきました。
検査結果・修理報告書の内容
測定機能:復帰不良
伝達機能:-
検査結果
検査の結果、MP10内部機構異常等による復帰不良有り。後継機種OMP60での代替修理対応とさせていただきます。 とのことです。
代理店さんから今回の修理にまつわる見積が届いたので、保険屋さんに報告、ヒアリングの結果、1週間程度で保険適用の連絡をいただきました。
ただ免責等もあるのでタダではすみませんでした。保険の見積もりにプローブの金額を入れていなかったのでプローブも自腹となりました(´;ω;`)
でも直ってよかったのです。治ってよかったよNVさん(´Д`)
送られてきたタッチセンサについて
BT40ホルダとの取り付けはしっかりできていました・・・が、
どうやら動作確認のみで、プローブの振れ調整はユーザーが行うようです(笑)
調整自体は新品のセンサなのでクセがついていることもなく、スムーズに済ませることができました。
機上での動作確認は不備があると困るのでいきなり固いものを測定せずに、送り速度を下げた状態でセンサをオンにして、指で軽くプローブを押して正常に動作するか確認してから本格的に動作を検証しました。
まったく問題なかったのでまたガンガン測定しています。
また画像等を追記して備忘録的に残していきたいと思います。
それでは良き加工ライフを!!
ご拝読ありがとうございました。